ホイール・ガリクソンの修理

2007.06.14
や・つ・て・し・ま・つ・た…

何をって…これです。ガリクソン。こないだの日曜日、何気ないコンビニの駐車場で…。左の前輪を…。まあ、その時の状況、心境は忘れて、DIYで修理することにしました。DIYするからには「プロに負けないレベル、イヤそれ以上の作業を」と心に誓い作業開始。妥協は一切許しません!!
というわけで、まずは傷を細かくチェックしてゆきましょう。まずは浅い方の傷。これは楽勝。ペーパーで傷は消えるレベル。塗装面の段差がありますが、サフェーサー+研ぎ出しでつるつるになると思います。

むむむっ!!
問題は、こちら。
深く「えぐれ」てしまってます。

うひょ〜っ!!ショック!!

浅い方の傷にペーパーをかけた後。
これだけで傷は消えてしまいました。
つるつるです。
深い傷にペーパーを当てましたが…。やっぱりペーパーだけではどーにもならない「えぐれ」でした。ここにはパテを盛らないとダメですね。画像は「えぐれ」部分に赤で印をつけています。

深い傷は、結局こうなりました。パテ盛り。「痩せ」も考慮して厚めに盛ってます。ただ、ラッカー系のパテだったので、食い付き具合が心配です。カリカリしてとれてしまうようだとやり直しですが…。でも、塗装が終わってからはがれるより、パテが乾燥した段階ではがれる方が良いですからね。

全体像はこんなカンジ。今回は、パテ盛りで終了。しっかり乾燥させて、研ぎ出して、サフェ塗って、本塗装して、セミグロスのクリアー吹いて…と行程はまだまだありますが、楽しみながらやっていきたいと思います。

2007.06.17
本日の作業

今日は、家族と出かける予定だったのでみんなが寝静まってるうちから作業開始…。

まずは深い傷から。当て木にペーパーを巻いて水研ぎ。するとパテ盛り部分に「鬆(す)」の部分が出現。(左画像は、パテ部分を赤く塗ってます)
「鬆(す)」の部分には再度パテをうっすら塗っておきました。このパテ、かなりの食い付きデス。はがれ落ちる心配はなさそう。
浅い方の傷は、ほとんどパテが残らないレベルまで研ぎ出しました。
今後は、再度研ぎ出しして、サフェーサーを吹いて、表面の性状をチェック。その後、本塗装です。今週末にまとまった時間があるので土日で完成させたいですね。心配なのは天気だけです…。

2007.06.23
第3段階

なんやかんやと、深い傷の方は最終的にここまで削り込み、カタチを整えました。
で、これは深い方の傷にサフェーサーを塗ったところ。あ〜。なかなかイイカンジ。
こちらは、浅い傷にサフェーサーを塗ったところ。う〜。これまたなかなかイイカンジ。
で、深い方の傷。十分乾いたところで1500番のペーパーを使って研ぎ出し。ツルツルです。やっぱり、最後は指先の感覚ですなぁ。
これは、浅い方の傷。矢印のところにちょこっと傷のようなモノがありましたが、さらなる研ぎ出しでツルツル。

さて、この状態まで来たので「本塗装」をしようと思い、塗料を取り出し用意をしようとしましたが…。
なんとっ!!!
ピースコン(スプレーガン)を家に忘れてきました!!!(某駐車場で作業していたので…)完全に用意してきたつもりだったのに…。(激凹

これがないと、塗装することができません。しばらく、このままの恥ずかしいカッコでいることになりました…。まあ、時間的にも周囲が暗くなってきたし、十分サフェーサーが乾いてちょうど良かったかも…と思うようにしよう…。

あ〜来週中に完成させたいな…。後は本塗装と、セミグロス(半ツヤ)のクリアーのみっ。

2007.06.17
本日の作業

やっと、まとまった時間がとれたので「本塗装」をやってみました。これでハズカシイかっこから脱却です。

本日は「曇り・無風」とまさに塗装日より。早速朝から塗装作業開始しました。物品はこのようなカンジ。ピースコンで吹き付けます。塗料は、ホイールを塗装していただいた業者に分けていただいたモノ。ラッカー系ですが「硬化剤」がついています。
本塗装後。完全なマットブラック。この状態では、メタリックが全く引き立ちません。ただ、傷は全く目立たなくなりました。
これは深かった傷の部分にセミグロス・クリアーを吹いた直後。ツヤがなじんで、メタリック感も出ました。
これは浅かった傷の部分。こちらもイイカンジ
傷の引きの画像。う〜ん。我ながらイイカンジ。
全く解りません。
全体の引きの画像。ツヤの具合もなじんでイイカンジです。ちなみに傷のぶぶんは…時計の4時30分のところ。YOKOHAMAのロゴの近辺です。

結論

大成功。全く解らなくなった…よかった〜。これをプロに頼んでいたらおそらく万円単位かかったでしょう。それを、楽しみながら出来たのだからホント良かった。これでガリクソンも怖くない!!!(負け惜しみです…)