ウィンドー・スポイラー Vol.7
2007.12.09
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本日までの作業場と今後の展開。
結局、前回の作業で樹脂がなくなったので「硬質ウレタンブロック」を「底板」に接着をすることができませんでした。接着用の「不飽和ポリエステル樹脂」なら、別に「透明度」を意識することもないので、いつもの「コーナンプロ」で購入しました。1缶/1lで1600円。
いつも使用している樹脂は「高透明度・不飽和ポリエステル樹脂」と「高透明度」がウリな樹脂だけに価格的にも、一般的な樹脂に比べると少々お高いですが、透明度はサスガです。
今回の樹脂は「うすピンク色」してました。パテ用だから関係ありませんが…。
この樹脂に「タルク」という「小麦粉」の様なモノを混ぜて「好みのとろみ」を付けて「接着剤」にしたり「パテ」にしたりできるんですって!!
樹脂のこんな使い方もあるんだと、ビックリしました。硬化剤を入れるので厚塗りもOK。ただ、重量はかさみますので使用量は最小限におさえたほうがbetterかと。
この「樹脂パテ&接着剤」を使って、前回までの「骨組み」の間に「硬質ウレタンブロック」を貼り付けていきました。
イメージとしては「レンガ」を「コンクリート」で接着していくような感じですね。まさに図のような…。さらに、今回は底板の「カーブ=リアウィンドーのカーブ」の再現性をくずさない様に、あえて「ブロック」の隙間をあけ、樹脂パテを多めに塗布してから実際にウィンドーの上に載せて硬化するようにしました。
これでパーツとリアウィンドーのフィッティングはバッチリです。
コレが実際の画像です。
グレーに見えるのが、余分にはみ出した「樹脂パテ」です。
このウレタンブロックの塊を削り込んでゆくのですが…できるのでしょうか…?

今後は、最も大事な作業になる「削り操作」に入るわけですが、ここでその「形状」に色々悩みました。
今回の「ウィンド・スポイラー」の「コンセプト」(オオゲサ)としては「他車腫オーナーが見ても、言われなければ装着していることに気づかない。要するに純正のボディーラインを大きく崩すようなデザインはNG 。」ってことです。
いかに「純正ラインを崩さないか。」「純正然」としているかがポイントなんです。
そこで、いろいろ考えましたが…。
インベーダー製は「両サイドは上方にまっすぐ立ち上がり、全ての高さが同じ」デザインなんです。
今回作製するモノは「両サイドにいくにしたがい、削り込まれていく」ようなカンジにしようかと考えています。
"TT"自体が「丸み」を帯びたデザインだけに、この部分にもこの「丸み」を持ってこようかと…。

イメージ的には、この画像が一番近いですね。理由として…
1)ルーフ・ラインの延長ラインが崩れていない。
2)両サイドが削り込まれている。
などなど…。

これもイイカンジ。
純正然としてますね。
ただ、下側のラインの削り込みは「上画像」のほうがイイですね。

さらにこんなカンジがいいかな…。なぜかベンツばっかりですが…。
ベンツのチューナーって「上品さ」と「スポーティー感」の両立がウマイと思うんですが…。んなことないですか?
そんなことを考えながら、削ってゆきます。

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