ウィンドー・スポイラー Vol.8
2007.12.14

そんなこんなで、大方の削りが終わりました。前回図解していたように「硬質ウレタンブロックと樹脂」が混在した塊を削るのは、非常に難しかった…。

なぜ難しいかというと…素材の硬さが違い過ぎるからです。ウレタンブロックは「発泡スチロール」の硬さ。樹脂は「木の板」の硬さ。当然、ウレタンブロックを削り過ぎてしまうのです。

ですので、最後は「ポリパテ」で修正しました。ただ、一回目の修復時「室内」でポリパテを盛って削り込んだのですが、パテ乾燥時、底板も引っ張られてカーブが「甘く」なってしまい、微妙に浮くようになってました…。

ということで、今回はホンモノの上でパテを盛り&乾燥しました。

この行程の後、「ガラスマット」でくるみ、樹脂を塗り込んで、最終行程として「カーボンクロス+樹脂+ウレタンクリアー+研ぎ出し」という行程になります。(でも上から色んなものを塗れば塗るほど、カーブが甘くなりそうでコワイ…。)

ですので、本当はここまで真剣に表面処理しなくてもいいのですが、ここで決めておかないと後々めんどくさくなると思い、納得のいく形状にしてしまいます

高さの左右さも、1mmレベルまで追い込みました。目線の高さではまず解りません。

ここまで来たら、70%終わったカンジ。

でも、カーボンクロス貼り込んで、樹脂塗って、ウレタンクリアー噴った後、リアガラスとぴったりフィットするのだろうか…。

取り付けは、またヴァイタミンにお願いしよ。なんとかしてくれるでしょう。

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