ダクト・メッシュ化/ Vol.1
2007.07.19

フォグの部分のダクトを「メッシュ化」するにあたり、いろいろな案を考えましたが、最終的に「オリジナルパーツの左ダクト3/4は、元来メッシュ状である」ということが判明したため「オリジナルのカタチでメッシュ化する」ということになりました。
「メッシュ化する」とか偉そうなこと書いてますが、タダ単に「モールドに沿って穴を開けてゆく」という、かる〜く目まいがしそうになる作業です。

さらに、このメッシュ…ちょっとタチが悪いんですよね〜…。ゴルフのように「目」が正面を向いているのではなく「おじぎ」してるんです…メッシュの「目」が…

解っていただけますか…?(マニアックすぎ?)

そんなわけで「穴の開け方」もいろいろ考えました。

1)ドリルでおおまかに開孔。ヤスリで仕上げる
この方法は、メッシュに厚みが出てしまう。ダクトなので、かなり上から目にするこのメッシュ…間違いなく不格好になります。NGです。

2)「ふた」となってる厚み分を削り取る。
マニアック過ぎて理解できませんよね。理解できるはずありません…。
「はっは〜ん」と思ったアナタ!!自分も開孔しようとしてますねっ!?
でも、この方法。カンペキなメッシュ化が出来ます。オリジナルと遜色ないメッシュに出来ます。どういうことかというと…(どーでもいいですか?)この画像に注目!!この矢印の間の「厚み」が「ふた」になってるんです…ので、これを削り取ってやれば、自然に穴が開いてゆく…そんなカンジです。最後は「うすうす」になったフタを、デザインナイフで「ぺりっ」と外してやるだけです。これで、オリジナルパーツのメッシュと同じカタチになります。この画像は試しに「1個」だけやってみたとこ。

簡単でしょ?
そんなカンジで、右側(元来3/4がメッシュになっている方)を「完全メッシュ化」しました!!ちなみに「赤矢印」から右側が今回メッシュ化した「孔」です。

この方法が優れているところが、作業しながら判明しました。画像の「青矢印」のような「小さな目」も、もれなく開孔できるんです。これには、我ながらカンドウしました。ドリル法では「ドリル」が入りませんから…。(ちなみに、上記画像のフォグ左下のメッシュ目が切れているところ…失敗したわけでなく、もともと「穴ぽこ」が開いていたところです。下記画像参照)

簡単っしょっ?

言葉で書くと…

作業に必要なのは…

1)粗めのヤスリ&仕上げ用のヤスリ(2%)
2)デザインナイフ(1%)
3)ちから(20%)
4)根気(30%)
5)病的な情熱&こだわり(40%)
6)ゴミの処理に気を遣うこと(7%)

これだけです。あ。カッコ内の数字は作業における必要割合。

左側のパーツを全開孔し、テンションが上がった状態をキープしつつ、右側のパーツに突入…

しかし…途中で精根尽き果てました…

今日は、ここまでっ!!

ちなみに、これだけ開孔するのにこれだけ「削りかす」が出ます。尋常じゃない量!!(右画像参照)
既婚者の方は、家庭内不和の原因となりますので自宅内での作業はやめた方が良いと思います。

当然ボクは職場で…。エプロン、マスク姿のまま職場でガリガリ…同僚には当然、冷ややかな目で見られましたとさっ。

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