●貼り替え予定の部分としては… (6)のハンドル・コラムですが、ブラバス・スマートの画像を見て、意外と「高級感」が出そうな感じがしたので貼り替えてみました。 ●素材は… 最後まで悩んだのが、シフトとサイドブレーキ。ハンドルを貼り替えると、その間車に乗ることができないので今回は見送り…。 でも、せっかくだから貼り替えたいじゃあないですかっ!! そんな時。 真ん中の「ホーンボタン(エアバック?)」だけ「アルカンターラ(エクセーヌ)」で貼り替えてあります。 このパターンでいくとシフトとサイドブレーキが「アルカンターラ(エクセーヌ系)」にしても「ハンドルとのバランス」が保たれるよな気がして貼り替えることにしました。 そこで、ちょっと色気をだして「パンチング・アルカンターラ(エクセーヌ)」or「スムースレザー」とのコンビネーションなど様々なパターンを考え、実際の革をあてがってみたりしましたが…。 パンチングレザーをここに持ってくると、少しスポーティー感が強調されすぎるような気がして…スポーティー感は「カーボンパーツ」だけで充分表現されていますから。それ以上は不要かなと…。 また、カーボンと「パンチング」が「ケンカ」して「うるさく」なりそうにも思いました。ここはおとなしく「アルカンターラ(エクセーヌ)」単発でいくほうが、逆に「オトナ感」が出て、カーボンを目立たすことができるのではないかと…。 シフト、サイドブレーキに普通のアルカンターラを持ってくることで、カーボンのスポーティー感を抑えて「ええあんばい」にしてくれるのではないかと…。 ホント、マニアックで自己満なサイトでスミマセン。 しかし、実際ハンドル・ホーンボタン(エアバック)の部分だけ貼り替え可能かどうかは…今後の展開で不明です。 ●ステッチ・カラー ステッチを赤にした場合…長所としては、端的に「やったった感」を前面に押し出せるということ。職人さんにも相談しましたが、「どうせ貼り替えるならステッチを赤にして、「やったった感」「どやさ感」を出すほうがお勧め。」と言われ悩みましたが…。じゃあ、他の部分(シート、センターコンソール、ドア)は革とステッチ・カラーが同色なのに、今回の部分だけ「赤ステッチ」というのを「どのように説明(理由づけ)する?」ってことです。 「誰に説明すんの?」というツッコミも聞こえてきますが、クルマを弄る時、常に「説明付けができるようにしたい。」というか「こじつけでも、なんでも理論づけて弄ると、精神衛生上おちつく」という性格なもので…。 でも、この「理論づけ」もしょっちゅう「コロコロ」変わるんですけどね。 ステッチを革と同色にした場合…「やったった感」は減るが「純正・オプション感」が得られ、さらに他の部分との統一感も出る…。 もともと「やったった感バリバリ」を目指してもないので、ココは革同色…といこうとしましたが、「超ド級の高級車」ばかり入庫しているヴァイタミンのO森さんに一度、相談してみたところ…サスガ。良いアイディアをいただきました。 「グレー系」のステッチです。「黒(正確には黒に近いグレー)」の「アルカンターラ(エクセーヌ)に「グレー系」のステッチ。 赤ほど目立たないが、同色より目立つ。まさに今回目指していた「ジミハデ」を実現できそうです。O森さん、ぐっじょぶっ。 ●その他 まずはコレ。 この手法はアストン・マーチン各車種(画像はヴァンテージ)に採用されている方法です。 うちのTTには、このステッチも単なる「縫合」ではなく、革の下に発泡ウレタンをかまして「ステッチ」と「ステッチ」の間が盛り上がるように加工してもらいました。 盛り上がったステッチと、盛り上がってないステッチってなんのこと…?ということで(やばい…かなりマニアックな内容になってきた…)
つづいてこれ。 これまたアストン/ヴァンキッシュに採用されている手法です。 メーターフード内側に色つき革。 それなら…と内側に赤を持ってくることにより、シート、ドア内張との統一感を得られるのではないかと考えたワケです。 むむっ?やっぱりホワイトメーターって「レーシー」になりますね〜…(独語)。 というわけで、現在鋭意制作中です。 つづく… |