内装貼り替え計画 Vol.4
2008.11.15

「全てのパーツが完成した。」との報告を受け、遅い時間でしたが仕事帰り(21時っ!!遅い時間にスミマセン…)にFAT MOONさんによりました。

いつ訪問しても、整理整頓、清掃が行きとどいた美しい環境です。この環境だからこそ、スバラシイ、美しい作品が生まれるのだと思います。

職場環境って「仕事」に出ますよね〜。

●メーターフード
計画段階でご紹介していたように、メータ
ーフードは、純正とは全く異なったカタチでの張り替えをしました。

アストンに見習いストレートの「ステッチライン」を入れてもらいました。

当然このステッチラインも「もっこり系」にしてもらってます。

しかし実際はメーターフードが「3D曲面」のため、ステッチライン自体に緩いカーブをつけ、視覚的にストレート・ラインに見えるようにコントロールしてあります。この辺りのコダワリが大好きっ。

さらに、このラインを入れる位置、切り返しの配分。カンペキです。こーゆーのって「数値」ではなく「感覚・感性」でしか伝えるものがないのですが…FAT MOONさんとはこのあたりの「感覚・感性」がシンクロするようです。なかなか、こーゆー職人さんに出会うことは少ないんですけどね…良いお店・職人さんに出会いました。

さらに、ステッチラインで「革の目」を互い違いに縫い合わせ、光の反射で濃淡、色が変わるようにするしてあります。

革の素性を知り尽くした職人ならではのアイディアですよね〜。

(サッカーのピッチの芝生が「薄い緑」「濃い緑」に見える…その原理と同じです。)

内側は「赤」に。
TTの内装の「赤」は微妙にくすんでおり、全く同じカラーのアルカンターラはリリースされていません。

しかし、メーターフードの内側…ということで日の光が当たる場所ではなく常に「日陰」。

そのおかげで内装の「赤」とほぼ同じ程度の「赤」になりました。これには、自分でもビックリ。

最後に…

FAT MOONさん…ボクより「コダワリ派」で脱帽です…。

この縫製方法。かなりのコダワリらしいです。なんでもAMGのデジーノなどもステッチラインが交差する部分、切り返し部分は、ここでミシン目が終わってるらしいです。

細かい…でも、こーゆーの大好きっ。

●ハンドル・コラム

で、これがハンドル・コラム。
これも、メーターフードとの連続性を保たせる…という意味で「ステッチライン」を入れました。

というか、これはFAT MOONさんの提案でしたけどね…。

ここも「革の目」を互い違いにしてくれてます。結構イイカンジ。

カンドウしたのは、この裏側。
キレイです…こーゆー装着してしまえば見えなくなるところも手を抜かない、キレイに作業する…この辺りに職人魂を感じますね〜。

こーゆーところも大好きっ。

●サイドブレーキ・レバー

ここは素直に、アルカンターラのみで。

当初は、アルカンターラとスムースレザーのコンビ、あるいはアルカンターラとパンチングのコンビ…なども考えましたが、サイドブレーキ・バー周囲には、カーボンがうようよしてるので、バランスを取るために上品さ(?)を前面に押し出しましたつもりです。

シフトとの兼ね合いもありますしね。

装着は、もう少し先に…来週くらいにはつけたいです…。

今回は(いつも?)完全に自己満足のコンテンツですね…

スンマセン。

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