内装パネル・カーボン化 Vol.1
2008.04.24
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外装のカーボン化が一段落したため内装に着手しました(理想を言えば、外装でe-speedのリアスポイラーをカーボン化+ペイントしたいのですが…しばらくオオモノは遠慮しておきます…。)
"TT"の内装は「アルミカラー」が多用されていますが、よく見ると2パターンのカラーがありますよね。
1つは、エアコンダクト、ドアオープナーなどの「塗装」によるアルミカラー。もう1つはドアノブ、グローブボックス、センターコンソールパネルなどの「ホンモノ」のアルミ。
この2パターンの「アルミ」という状況を打破すべく「ホンモノのヘアライン・アルミ」部分を「カーボン化」することにしました。
そのついでオーディオユニットの枠部分も…。だって簡単に外れちゃったんですもの…。
カーボンの「カラー」も色々考えました。
最初は「黒×赤」のカーボンクロスにしようと思いましたが、現在国内で手に入れることは困難なようです。
そこでいつもお世話になっているカーボンクロス屋さんに相談したところ「ケブラーカーボンクロスの【ケブラー部分】を赤に染めてやってみては?」といわれやってみましたが…
結果から言ってコレは不可能でした。
色々試してケブラーカーボンクロスを半分くらいダメにしちゃいました…。(という結果になりましたが、続いて購入したシルバーカーボンを無料にしてもらっちゃいました!!あざーっす)
次に考えたのが「シルバーカーボン」。アルミだから色的に「シルバーカーボン」が無難かなという理由で。
ただ、多少のココロにひっかかる部分があったので、My"TT"と「ボディーカラー×内装色」が同じパターンの中部の大御所お二人(kaTTooさん&だるこーさん)に相談すると…二人そろって「ブラックカーボン」とのお答え…。
理由として…(かなりはしょってますが…)
kaTTooさん
●黒だから。
●シルバーカーボンはピンクレディーのUFOの衣装みたいだから。
●黒の方がレーシー。外装との統一がいいのでは?
だるこーさん
●オーディオユニットの枠までシルバーカーボンは「浮く」のでは?
●何台か代車でシルバーカーボンの内装を見たが、黒が好み。
●黒の方が「あれ?ここ銀…あれ?カーボン?」とウケがいいのでは?
で最終的に…
●実物を見た方が「シルバーより黒」とおっしゃってる。
●オーディオユニットの枠までシルバーは確かにウキそう…。
●結局「シルバーカーボンはただのガラス繊維をカーボン柄に織り込んだもの。」リアリティーがさらに下がる。(細かっ)
●シルバーカーボンにした場合、センターの流れが無くなる。ようするに「エアコン吹き出し口」→「オーディオユニットの枠」→「エアコンユニット」→「センターコンソールパネル」の流れで「エアコンユニット」だけが「樹脂カラー・黒」になると、センターのシルバーの流れがそこで途絶える…といった感じ。
なわけで、「ブラックカーボン化」スタートしました〜。
マズは、取り外したパーツに足つけするために#240のペーパーでザラザラに。
その後、シルバーカラーのパーツにカーボンを貼り込むと、カーボンクロスの「織り目の隙間」から「シルバーカラー」が見えるとカック悪いので、黒に染めた樹脂を全体に塗り込みます。それがカーボンクロスを密着させる「接着剤」の働きもします。
で、カーボンクロスを貼り込み、樹脂の蓄層過程に入っていくわけですが…この辺りから作業的にどうでもいいことばかりなので以下省略…。
この画像は2コート蓄層したパーツ。カーボン目がよれているように見えますがこれは樹脂の厚みが異なる「光の屈折」のせいです…。本日の画像はココまでで…Vol.2のネタがなくなるので…。
樹脂が半乾きの状態で不要なカーボンクロスをカッターで除去して、ある程度のカタチを出しておきます。こうする方が後々の削り作業が楽ちん♪なんです。
今回はスイッチ、灰皿、センターコンソール本体との「クリアランス」がシビアなのでサイズには十分注意する必要がありそうです。
最終的に3mmの樹脂厚を目指して、当分の間「蓄層→研ぎ出し」を繰り返します。今回は「ハケ」で蓄層しているので樹脂の無駄が出なくて経済的っ!!
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