リア・ディフューザー Vol.2
2008.02.14

本日も宿直=作業日のため、ディフューザーの作製を開始しました。

樹脂の食いつきを良くするためと、ディフューザー表面の、製造時に塗布された「離型材」を除去するため、#120のペーパーで表面を十分荒らした後、「パーツクリーナー(シリコンオフ)」で十分拭きました。

先日、VITAMINに訪れたときO森さんからアドバイスをいただきました。

「パーツのサイズに気をつけてくださいね。樹脂を塗布してサイズが少しでも大きくなってしまうと、入らなくなりますから。それと、反り返りにも注意が必要です。反り返りが甘くなると、いくらツメがあるといえども、しっかり固定されなくなりますから。反り具合が変わってしまうと取り付け時、ヒビがはいることもありますから…。」

これは「あるぴん♪」号の取り付けの時に学んだ事項なんでしょうね。

いいことを聞きました。

ということで、パーツサイズが変わらないように、樹脂が付着しないように。パーツ周囲をきっちりマスキングしておきました。これで、サイズが変わってしまうと言うことも避けられるはずです。

その後、硬化剤を混ぜた樹脂をパーツに「うす〜く」塗布(カーボンクロスを貼り付けるための、接着剤のような役割になる樹脂)。

カル〜ク乾燥させた後、今回の作業で一番の難関と思われる「カーボンクロス貼り」を…。

結局、一人で行いました(宿直はぼく一人なので…)ロールに巻いて、端から少しづつ「貼り流して」いきました。

今回もカーボン目の並びには、こだわりました。ウィンドー・スポイラーが「右肩上がり」の並びなので、ディフューザーも「右肩上がり」にしておきました。
ちなみに、ナンバープレート・ガーニッシュも「右肩上がり」です…。

結果は…まずまず。目に見えないところのカーボン目が、少し崩れた程度で自分で納得できるレベルでの貼り込みを行うことができました。
このカーボンクロスの貼り込みを一番危惧していただけに、これで一安心。
(この行程で安心してしまい、画像を撮っていませんでした…)

後は、樹脂を蓄層してゆくだけです。

画像は2層施工後。やぱり蓄層初期の画像は、カーボン目が「平織り」に見えますね。樹脂があちこちで毛羽立っていたり、デコボコだったりしますが、この時点では全く気にしなくてOKです。

今回は、「高等明度樹脂」を何層か蓄層しある程度の厚みを出した後、「耐熱性透明樹脂」を何層か畜層しようと考えてます。

樹脂屋さんの話しでは「高等明度樹脂」だけではマフラー周囲のみ「熱」で曇ってくることがある…とのコメントでした。

かといって、「耐熱性透明度樹脂」で3mmほど蓄層するとどうしても、これまた「曇り」が出てくる可能性があるとのこと…。

それなら今まで問題なく使えている「透明度樹脂」で十分厚みを稼いでから、表面の何ミリかを「耐熱性樹脂」でコート…と考えたわけです。(樹脂屋さんも、太鼓判の方法)

ちなみに嬉しい情報も得ました。というのは「これらの樹脂には「紫外線予防」の溶剤混入してあるので。カーボンクロスの紫外線焼けは一般樹脂に比べると、ほとんど無い。」とのこと。少々お高いけど、この樹脂を使っていてよかった…。

この耐熱性樹脂は、ボンネットやヘッドカバー(ぴくっ!!!)に使用されている樹脂のようです…ヘッドカバー…う〜む…。変に反応してしまう…。

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