ウィンドー・スポイラー Vol.4
2007.12.06

本日から作業開始するに当たり「ホンモノ(インベーダー製)」のウィンドー・スポイラーの見学に「D-TIMMER」さんにおじゃましてきました。
tomoSTTさんのおかげで「あ〜。ハイハイ」てなカンジで話しが非常にスムーズにすすみました。この場を借りて、tomoSTTさんに感謝いたします。

で、これがそれです。
(試しに置かせていただきました。)
やっぱり、このパーツ、カックイイっす。スムースな"TT"のルーフラインも魅力的ですが、そこにちょっとした高さの「視覚的効果」で、非常にレーシーになりますね〜。

斜め横から見た画像です。サスガ9マンエンオーバーの商品。すばらしいラインを描いてます。ルーフラインにぴったりですね〜。非常にキレイッ!!!

残念なのは、カーボン目が「平織り」で「やや目が細かい」こと。ボクの採用しているカーボンクロスとの相性的にコレを装着するのは無理です…。

高さは、こんなもんなんです。
約23mm。これだけの高さでなぜこのようなインパクトが得られるのかというと…たぶんですよ。たぶん「リアガラス」への映り込み効果だと思うのです。

パーツ自体は23mmの高さでも、その高さ分がガラスに映り込み46mmのパーツに見える…というか「装着感」が出る…と思うのです。そのため、これ以上の高さは視覚的に「うるさく」なると思います。

今回は、この辺りの高さを目指します。(実はキッチリ23mm目指してたりして…)

裏面を見てビックリ。非常に凝った造形です。
しかもコレ「中空」パーツになっており非常に軽い!!ウィンドー・バイザー風のカタチになっているので、このような造形になってるんですね〜。

サスガ。スバラシイ。
このレベルは、素人では絶対踏み込めない領域です。

ただ、9マンエンオーバーのお金を出すには少々気になる部分も…。

1)クリアー層が薄いように感じた。
右画像の右下の矢印部分…カーボンクロスの段差が残っているような気が…。

2)表面部分の研ぎ出しが甘いような気も…。(電線の映り込みが甘い)

関係者の方、ごめんなさい。批判的な事を書くつもりは全くないのですが、「神経質・カーボン・マニア」にはちょっと気になる部分でした…。

全体的には「素人では、到底つくることのできない完成度」でした。そら、そーですわな…。

さて…「そんな偉そうなこと書いてるお前は造れんのか!!」と言われると「解りません」としか現段階では答えられないのですが…始動し始めました。

毎週木曜日は「作業の日」…ではなく「宿直の日」。硬質ウレタンから「骨組み」というか「ガイド」になる部分を造りました。ただ、ここから最終仕上げ段階で削り込むことも想定し、2mmほど大きめに造ってあります。

このパーツのサイズががブレルと、最終的に大きなブレになってくるので、可能な限りサイズを合わせておきました。

これくらい造っておけばイイかな?
明日は、いよいよ「実車のリアゲート」から「底板」の型どりをしたいと考えています。これだけ寒いと樹脂の硬化がわるく作業効率も悪いのですけどね…。

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